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英語カスタマーサポート係の備忘録

ソフトウェアベンダーで英語カスタマーサポートをしている会社員の備忘録です。

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contentとcontents

以前リリースノートを書いていた時に、こんな文にぶつかった。

 

「A欄の内容が適切に表示されないバグを修正しました。」

Fixed the bug that the contents of A are not displayed properly.

Fixed the bug that the content of A is not displayed properly.

 

「内容」はcontentかcontentsか?そもそも内容は数えられるんだろうか?どうやって??あーまた、「何をもって1とするか」問題にぶち当たってしまった。分からないときは調べるべし、と調べてみたら、ますます分からない。

 

以下はCambridge Dictionaryのサイトである。

http://dictionary.cambridge.org/grammar/british-grammar/content-or-contents

 

なんか不思議だなあ。contentは不可算名詞で数えられず「中身(全体)」という意味、contentsは常に複数で複数扱い、そして複数形のcontentsは専ら「(本の)目次」という意味で使われる、とこういうことらしい。

 

しかし、実感として、「内容」という意味でcontentsという言葉がITの世界で広く使われるようになっているのは、日々読んでいるメールやドキュメントから間違いないと思う。複数形が使われる場合、一つの大きな入れ物の中の部分部分を意識していることが多く、複数形の方がしっくりくるいう人が、この業界では増えてきたということなのではないだろうか?

 

もう一つサイトを紹介しておこう。English Language & Usage Stack Exchangeのサイトである。こちらの方が、いろいろな状況が紹介されているので、応用がききそうだ。

http://english.stackexchange.com/questions/13556/content-or-contents

 

これによれば、文書の中身などは、contentsと複数で扱われるのが通例のようなので、「A欄の内容」についてもthe contents of Aとするのが妥当だろう。

 

ネーティブの間でも揺れている用法があるのは当然といえば当然なのだが、ノンネーティブにとってはトホホな話だ。とりあえず、概念のイメージを作っておこう。contentの場合、矢印は全体を向いている、contentsの場合、矢印は部分部分が複数あることに向いている、と考えておけばよいのではないだろうか。

 

ちなみにcontentが単数で使われる場合は、こんな場合ではないだろうか?

「悪いけど、このサイト、内容しょーもないよね」

Frankly speaking, the content of this website is useless.

 

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