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英語カスタマーサポート係の備忘録

ソフトウェアベンダーで英語カスタマーサポートをしている会社員の備忘録です。

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検討します・・・

カスタマサポートには、「こんなのあったらいいなー」という機能追加の要望も結構寄せられる。お客様の生の声を聞けるので、とても有難いフィードバックだ。

 

しかし、ほとんどの要望にはすぐには対応できない。だから「実装を検討させていただきます」とお答えすることになる。 

 

「検討する」にはconsiderを使うのだが、considerはちょっと癖のある動詞だ。

というのは、目的語に 「~すること」という動詞を使いたいとき、to Vの形をとることができないのだ。必ず ~ingを使う。

 

たとえば、「その機能の実装を検討します」というとき、

 

〇  We will consider implementing the feature.

✖   We will consider to implement the feature.

 

ということになる。気を付けてしっかり覚えましょう。

 

~ことを検討する

consider ~ing

 

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salesの単複問題

カスタマーサポートに来るメールは、技術的なものばかりではない。販売系のメールも来る。

 

今日、お客様から問い合わせのあった製品は、すでに販売が終了していたものだった。お返事に「この製品の販売は終了しました」と書こうとして、ふと指が止まってしまった。

 

販売って数えられるんだろうか?数えられないんだろうか?

販売に「sales」を当てた場合、単数扱いか?複数扱いか?

 

可算不可算/単数複数問題の裏には、いつもユニット認識の問題がある。「何をもって1とするか(=1ユニットの定義)」これが分からないことには、単数か複数かわからないし、そもそも数えられるか数えられないか分からない。「販売」なら、ライセンス1本を1と数えるのか、一回のpaymentを1と数えるのか、その製品の販売は過去の実績をすべて合わせて1と数えるのか・・どれもあり得るような気がする。

 

今回の「販売」のように複数のユニット定義が考えられる抽象度の高い名詞はたくさんあり、このユニットの正しい感覚は、ノンネーティブで身につけるのはなかなか難しいなあと思う。

 

調べてみたら、「販売」=sale(s)は数えられる名詞で、主語がsaleなら単数扱い(singular)、salesなら複数扱い(prural)として扱うのが通例のようである。以下のURLに詳しい。

 

http://www.businesswritingblog.com/business_writing/2008/02/sales-is-or-sal.html

 

というわけで、

The sales of this product have finished.

(この製品の販売は終了しました。)

 

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下記の

「下記の手順で」「下記のURLから」「下記をご参照ください」「下記のとおりです」などなど、下記シリーズは頻出中の頻出であるが、何を使うか結構迷う。

 

 まず名詞を修飾する場合。

・the following

・below

の二つがあるのだが、この二つの使い方が全く異なっている。

例えば「下記のURL」と言いたい場合

・the following → the following URL(前から修飾)

・below → the URL below(後ろから修飾)

 

次に「下記をご参照ください」のように下に記述されているものをまとめて扱う場合。

the following(内容が複数あってもthe followingsは✖)

The following are the sample programs.

(以下はサンプルプログラムです。)

 

最後に「下記のとおりです」と言いたい場合。

as follows(followは動詞、常に三人称単数扱いなので三単現のsがつく)

The release schedule of the new version is as follows.

(新バージョンのリリース予定は以下の通りです。)

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わたしと小鳥と鈴と

「わたしと小鳥と鈴と」は金子みすずの詩の題であるが、さて、これを英語にすると、どちらが列挙の記述として正しいか?

 

a) わたし, 小鳥 and 鈴

b) わたし, 小鳥, and 鈴

 

これは、正式な記述法はb)の方。ついandの前のカンマを忘れてしまうが、これは原則必要。実際には省かれることもあるし、「省いてよい」みたいな教え方が日本ではされていた(私は学校ではそう習ったと思う)が、省くことによって誤解が生まれることがあり、カンマは使うことが推奨されている。結構長いこと仕事で英語を使ってきたが、実のところずーっとこのカンマを打っていなかった。Grammarlyを使うようになってから、「違う違う違います!」とGrammarlyが言ってくるので気が付いたのだ。このカンマの存在に。

 

外国語を使っていると、習い始めはもちろんのこと、ある程度使えるようになっても、恥をかくこと必至である。外国語学習は、恥をかいてもそれをネタにして笑い飛ばせるようなオープンマインドで!

 

ついでだが、列挙型の英語はenumerated type、長いので短くenum typeともいう。プログラミングにはよく出てくる言葉だ。

Here, you can use numeric types, enumerated types, and text types.

(ここでは、数値型、列挙型、テキスト型が使えます。)

andの前にはカンマを打とう。

 

 

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スペルチェッカー

スペルミスはある。かなりある。そしてなぜかメールを送信してしまった後で気が付き、穴があったら入りたい気分になる。

 

しかし、最近はとても便利な無料ツールがあるので、それを使っている。スペルミスだけでなく文法的なエラーもチェックしてくれるのでありがたい。主語とbe動詞の不一致や、冠詞の抜けなんかをチェックしてくれる。

 

無料ツールはいくつか存在するのだが、私はgrammarlyを使っている。chormeにインストールできるadd-inがあるのがありがたい。こうして書いているブログやgmailなんかも、grammarlyに常にウォッチされている状態で、間違っていると教えてくれる。

 

使ってみたい方はこちらからどうぞ。

www.grammarly.com

 

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自信がないときは

「おそらく、こーなんじゃないの?」

ということをお客様に伝えたいとき、つまり「100%の自信はないが、自分はこう思っている」ときにどう書くか、いつも迷っている。

 

伝える内容の確実性と動詞の関係を考えてみようと思う。といっても、数学の問題ではないから、考えてみて分かるわけではないので、辞書よりも何よりもネーティブの感覚を参考にすることだ。

 

使う動詞は、think / guess / suppose/ assume あたりなのだが、これらの動詞を使った場合、内容の確実性はどれぐらいのかんじで相手に伝わっているのか?

 

https://forum.wordreference.com/threads/guess-think-assume.1424533/

 

上記のサイトで、ロンドン在住のネーティブがこう説明している。

 

I guess = I think, but I'm not absolutely sure

I think = I (definitely) think (it is my opinion)

I assume = based on my knowledge and experience I think/believe this

I suppose = I'm not sure, but let's assume

 

アメリカ英語のネーティブもこの意見に賛成しているから、全世界的にこんな感じで受け取られていると思って当たらずとも遠からずだろう。

 

上記の説明を基に確実性で並べると、こんな感じになるだろうか?

[high]  assume > think >= guess> suppose [low]

 

いずれにせよ、自信がないときは「こう考えている」という動詞をきちんと入れることだ。これを入れれば、間違っていたとしてもそれは単に自分が間違っていただけなので、謝ればおおむね丸く収まるだろう。

 

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not compatible with と not supported by

「互換性がある」の意味は、「何かと何かを取り替えても何かが大丈夫」ということだ。(ますますわからんかも・・)

 

「互換性がある」は英語でcompatibleという形容詞を使うのだが、似たような場面でよく使われている言葉に「サポートしている」というやつがある。英語ではsupportedだ。

 

以下の二つはどう違うだろう?

a) These components are not compatible with Windows 10.

b) These components are not supported by Windows 10.

 

a)もb)も、「これらのコンポーネントWindows 10とはうまく動かない」ことを言いたい文で、ほとんど意味は同じだが、ニュアンスは少し違う。

 

a)は、「コンポーネントWindows 10とは動かない」ことをはっきり言いたい場合。つまり「動かんけんね!」と断言したいのだ。

 

b)は、「コンポーネントWindows 10とはもしかしたら部分的でもうまく動くかもわからんが、テストもしてないし、今後サポートする気もない」場合。つまり「動くかどうかわからんよ!たぶん動かんよ!」と言いたいのだ。

 

以下、マイクロソフトのサイトが分かりやすい。

https://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_7-windows_programs/difference-between-not-supported-and-not/5c9bdb34-15a3-4d3c-b8e5-e6182a2ff980

 

 

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